美人に生まれて失礼しました

他称・美人のあるある日記。美人仲間に共感されたいがために開設したブログ

美人VS母性

どうしよう、娘が可愛い。

 

そんな親バカ丸出しで始まる今回の記事。

ま、実際わたし(美人)の娘なんで、うまいこと遺伝子が引き継いでくれたようで、我が子であることを抜きにしてもそりゃもう可愛いんですけどね~。現段階で自分のいいところ・夫のいいところを合わさった超有望な美人DNAの持ち主である我が娘。性格や能力面は未知数な乳児期ですが、ひとまず外見で悩むことはない人生でしょう。あ、ある意味母のように苦労はするかもだけど。笑 なんつって。

いや、言いたいのはそういうことじゃない。我が子自慢はこのへんにして、親バカという意味の可愛さを語りたい。

 

もうすでに冒頭でも声を大にしてお伝えしたとおり、我が子はめちゃくちゃ可愛いです。そりゃもう毎日が大戦争だし、何度もこんにゃろ~!と思ってるし、着替えしたばかりの服を激しく汚された日にゃ絶望で白目剥く日々ですが、思ってた以上に自分にも母性がちゃんと備わっていたことにビックリ。これが仮に、夫似だとしても遺伝子の掛け合わせがマイナスに働いたお顔だったとしても、間違いなく可愛いと感じていたと思う。ただ、時々娘を見て思うことが。

生まれる前「本当にお腹に赤ちゃんいる?」

出産第一声「本当にお腹にいたんだ...!」

そして今、、、「本当に私、この子を産んだ?」※産んでます

なんでだろう、生まれてくる瞬間を確かにこの目でしっかり見たはずなのに。出産してからは顔がコロコロ変わっていったものの、どっからどう見ても私の子であるのが分かるくらい本当によく似た娘なのに、時々ふと現実じゃないような気がしちゃう。

こんな可愛い生命体を私の体で育てて爆誕させたとか、そんな上手い話ある???夢???幻???

そもそも、もういなくなった自分のお腹を見て、これ(娘)がこのお腹にどうやって納まってたの???とすら思う。笑 うまれた時は約2800gでどちらかというと小柄な赤ちゃんだったけど、実際お腹に入ってたと思うとサイズ的に大きく感じることもあって、時々半信半疑になるというか。

けど、赤ちゃんは本当にちいさい。ちっさいからだなのに、ちゃんと私たちと同じようにちっさいなりに人間のパーツを備え付けているのにも感動しちゃう。私たち親がお世話をしないと簡単に死んじゃう儚さ。大人と同じように大あくびしたり伸びをしたりくしゃみしたりまばたきひとつも可愛い。ちっちゃいからなのか、我が子だからなのか、全存在が可愛さ100%で作られた世界よ……。尊いってこういう時に使う言葉なのね。。

いやーーー、山上憶良の気持ちも今なら分かる。学生の頃に習った時は「1000年以上先の後世に残るような書に、要約すれば《子ども可愛すぎ...𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬______》ってことをこんな堂々と残すのか...」とか思っちゃってたけど、私も奈良時代とかの人間なら、確かに同じように和歌を詠むな...。というか現代の令和だからこうしてブログにしたためてるのであって、やってること山上憶良と同じなんだけどさ……有名かそうじゃないかの違いなだけで。いにしえから語り継がれた我が子の可愛さ。まさかここにきて山上憶良の存在を思い出せるなんて...ね.....。笑

あと、日本史繋がりではあるんだけど、出産って本当に奇跡すぎて今が令和の時代でよかった~って思った。いやね、ドラマの大奥とか観てたら、将軍って側室とか持てるわりに直系の後継ぎがいない問題がわりと起きてるから、気になって徳川家の子女をwikiで調べたら、結構な数の子どもたちが「夭折」ってなっててさ…。そして母体もそのまま亡くなっちゃうパターンもわりとあって、まさに命懸け状態。昔ってなんでそんなに多産多死なの??って思ってたけど、あの時代に早産になったら命を助けてくれる医療技術もないわけだし、逆子だったら今の時代なら事前にエコーで分かって帝王切開という手段もあるけど、状態なんてほぼわかんないまま挑んでるから出産と同時に亡くなっちゃうんだなって妊娠を機に気づきまして。何事もなくストレートに生まれてきても、あの時代に予防接種や薬とかもないわけだから、この時代の少産少死になった医学の進歩と我が子の命も尊く感じちゃう(人口学的には多産少死がいいんだろうけど…)。

ってことをボンヤリ考えてたところ、夫が「医療や衛生面が遅れてる紛争地域とかで生まれて、無事に大人になれるって奇跡だよな」って言い出してた時は、あぁ夫婦なんだな……って思いました。お互い自然とワールドワイドな考え方してたあたりが、価値観一緒だなってことに少し感動したというか。笑 実のところ、私が高齢出産にギリ該当することもあって、妊娠できるかとか、妊娠が無事継続できて母子ともに健康に出産できるかっていうのはずっと不安ではあったんですよね。それもあって、妊娠後期は「死んだらどうしよう...」って情緒がわりと不安定でした。ありがたいことに即妊娠できて、無事出産まで育ってくれるかハラハラしながら過ごした十月十日をクリアし、こうして出産できたことが私たち夫婦にとってはすごく奇跡なことで。なので、1番最初に出産して感動したのは、夫が生まれたての娘を抱いて喜んでるのを見た瞬間でした。「この人との子どもを産めてよかった。。」と柄にもなく思えるくらい、夫のこともちゃんと愛してるんだなぁって自覚しました。出会った時は「まぁときめきはしないけど、嫌いじゃないしとりあえず付き合ってみるか...」からのスタートだったのにね、、、ほーんと不思議。笑笑(酷い)

 

そんな夫と二人三脚でする初めての育児。赤子の世話はマジで大変で、常に寝不足だし自分の時間なかなかとれないし、言葉が理解できない相手とだから色々と思いどおりにならないし、これが労働なら深夜手当とか特殊業務手当とかくれないとやってられないレベルだけど、我が子のためなら無償なのになんとか頑張ろうと思えるから、我が子マジックって絶大だなぁと日々実感しています…。だからといって赤子の可愛さで育児の大変さの全てをチャラにできちゃう☆とまでは正直ならないけども。笑 泣くんじゃないよーーー!とか、寝てくれーーー!とか、オムツ替えた後に即ブリブリしないでくれーーー!とか、洗濯何度もしたくねーよーーー!!!!とかの連続で、実際はゲッソリしまくってるのが現実。そのあたりの育児記録はまた別の記事で。笑 それでも、お利口さんにしてくれる時はこうして可愛すぎ...大天使じゃん...という感情になるんです、、、我ながらチョロい母親よ😇笑

時々キーッ!!とはなるものの、なんやかんや心にゆとりを持って娘を可愛いと思えるのも、出産後は1ヶ月実家に里帰りをして母親からのサポートを受け、戻ってきたタイミングで夫が産後パパ育休を取って一緒にお世話ができてるからだろうなぁ。。その分、もうすぐ夫の産後パパ育休が終わってワンオペ育児になって、心に余裕をなくしていく気がするけど、それでも今感じてる娘に対する「可愛い」「大好き」って気持ちを忘れずに持ち続けたいもんです。

 

とまぁ、ここまではポジティブな産後レポをしましたが、次回は普通に産後の愚痴を残したいと思います(笑)愚痴が通常運転なとこあるこのblogで、よくもまあこんなキラキラハッピーライフ☆みたいな記事書けたもんだわ。笑 母性がそんなに溢れるタイプじゃないこの私が、ここまで赤子の尊さに感動したり、愛情表現を持てたり、産後ハイかな???ってくらい情緒の変化がすごい。個人差はあるだろうけど、やっぱり子どもを生むってそれだけすごいことだよねぇ。

 

なので。

 

無痛分娩否定派のみなさーん!!

こんなふうに母性大爆発する人間がちゃんと存在してるので、心配ご無用でーす!!!!

というか、そもそも母性大爆発しなくても、我が子のためにお世話してる時点で親として余裕ぶっこきで合格点だわ。さっ、なんだか隣からほのかに臭うので、オムツ替えでもすっかな。

 

f:id:bijinnisachiare:20240325233903j:image少し前の娘。まつげ生えてきた。